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2021年10月10日 ルヴァンカップ準決勝2ndレグ セレッソ大阪ー浦和レッズ

ルヴァンカップ準決勝2ndレグ

スタメン
-----ユンカー-----
--江坂--小泉--関根--
---伊藤敦--柴戸----
-明本-ショルツ-岩波-西-
------彩艶------

 1週間前に行われた安田生命J1リーグ・神戸戦では、5-1での敗戦。点差的にはショックな敗戦でしたが、内容的には、前半で神戸のシュートが3本枠内3本ゴール3本という運が無い面もありました。GKから繋ぐスタイルの浦和レッズには、芝の状態が良くない、かつ前線からのプレスから厳しいとビルドアップが難しいという課題を改めて見せられた試合。埼玉スタジアム2002の芝の状態であれば問題ないんですけどね。水曜日の1stレグでは、前半は良い展開でおわりました。  

 その3日後の2ndレグ。ヨドコウ桜スタジアム。芝の状態が気になっていましたが、スカパー中継でのピッチリポーター・高木聖佳さんから「ピッチはボコボコこしている、冬芝が根付いていない。まだ生え替わっていない。アウェイのレッズは対応が難しそうだ」という残念なお知らせ。この段階で、いつも通りやるのか、バックスでの繋ぎ省略のプランBを選択するかと思っていましたが、結論的にはいつも通りやる。いつもなら縦パスを出す、平野がいないこともあって、ビルドアップは厳しそうでした。(なかなか伊藤、柴戸から効果的なパスは出ませんでした。2人ともボールを受けるのはうまいので、小泉か江坂が下がっても良かった気がします。)

 岩波かショルツからのロングパスも、セレッソの守備陣がラインをきっちりまとめていて、なかなか出す機会を作れませんでした。前半は我慢の展開で、給水のタイミングでは、高木さんから「レッズ側では我慢していこうという声がでていました」という話もありました。前半は0-0でまとめたのですが、後半、選手交代して活性化させてほしいところで、リカルド監督選択は継続。アウェイゴールルールで、1失点は問題ないし、1得点はしなければならない前提でしたので、できれば早めに選手交代して欲しいとは思いました。

 後半早々に1stレグと同じく、クロスからの失点。加藤の動きだしが良く、最後のフィニッシュも体をきちんと残していました(埼玉のSCクマガヤ出身)レッズは、小泉に代えて山中。明本を前に出して、豊富な運動量と、前からの守備で活性化させます。さらに、関根に代えて田中達也、西に代えて平野をいれて、中盤も活性化させていきますが、ゴールが遠い。最後は、槙野をいれてパワープレーにも行きますが、ボール自体が前線に行かず1-0で敗戦。

 西川ではなく彩艶を先発にしていることで、ルヴァンは、チームとして必ずしも勝たねばならない対象では無く(今年度もU-21先発出場ルールは適用されていないので10代の選手を必ず出す必要は無い)成長させるための対象という感じはしました。失点してからスクランブル体制になりましたが、基本的には、いつも通りの自分たちのサッカーでした。気持ち的には、モヤモヤはするのですが、チームの方が切り替えが早い敗戦かな、とは思っています。